読書がもっと楽しくなる!読書のための7つ道具

本を読むために必要なもの。身体と、脳みそ。本当はきっと、それだけで十分。でもそれだけじゃ物足りない。もっともっと、本を楽しく読みたいし、読むモチベーションも上げたいし、読みはじめるときも読んでいる最中も読み終わったときも、本の内容だけじゃなくて本の手触り、におい、外観その他すべてを味わいたい。
今回は、そんな欲張りな本好き(文房具好き)の方々に送る、「読書がもっと楽しくなる!読書のための7つ道具」と銘打った持ち物自慢エントリです。
本を普段あんまり読まない方も、この7つ道具のいずれか一つでも使えば読書がきっと楽しくなって、気づいたらきっと文庫沼を超えてハードカバー沼*1へと足を踏み入れてしまうことでしょう。おいでませ読書沼。全然底に足が付かないよ。

その1.栞

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 読書と切っても切り離せない必需品といえば栞。そう、挟むだけで本の中の時間が止まる、お馴染みのSFガジェットです。
新潮文庫星海社文庫、多くのハードカバーにはスピン(本にぶら下がっている紐です)が付いているので良いのですが、ついていないとき皆さんは何を栞にしていますか?レシート、本屋でもらった栞、喫茶店のナプキン、栞を使わずドッグイヤーを作ってしまう・・・色々ありますが、私は最近、栞、自作しています。
今までスピンを使っていたり、適当なものを挟んで栞にしたりしていたのですが、なんせ、スピンは猫に噛まれてくっちゃくちゃになる。(枕元にスピンのはみ出た本を置いておくともれなく猫のヨダレで芸術的な形になったスピンが後日発見されます)適当なものを挟んでいてもなんだか味気ない。ならば作ってしまえ。ということで自作。

作り方は簡単。
①画用紙、好きな柄のマスキングテープを用意します。
②切ったり貼ったりします。
③出来上がり。

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自作栞のいいところは、適度に柔らかく、本に寄り添うところです。市販の栞やブックダーツなどもかわいくて良いのですが、なんせ分厚かったり硬かったりして使いづらい。文庫をクニャっと丸めたときに、本と一緒にクニャっと寄り添ってほしくて、私は紙の栞を作っています。マスキングテープを貼ることでそこそこ強度も出来ておすすめ。マスキングテープって、とても可愛いけれどなかなか使い道がわからない・・・と思っていたのですがその悩みもこれで解決!飽きたら使い捨てできる気軽さもポイントです。

その2. ブックカバー 

若かりし頃は「フン、ブックカバーなど我には不要!真の読書好きこそブックカバーなど破り捨てて裸で読むべし!」とイキがって常に裸で本を持ち歩いていましたが、最近はブックカバーもオシャレなものが沢山出ているし、本も傷まないのでほぼ常用しています。ブックカバーを付けずに本のタイトル丸出しで電車で読むことで読書好きなナイスガイと出会うということもありませんでしたので、ありませんでしたので、拗らせた自意識を丸め込むためにも素敵なブックカバーをかけて本を鞄に詰め込んでいます。泣いてません。

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市販のブックカバーといえば布製ですが、ハヤカワ文庫がトールサイズになったときに合うサイズのブックカバーが無くて涙を飲んだ方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。どれだけ早川書房を恨んだことか・・・いや、今ではトールサイズ読みやすくて大好きなんですが。当時はハンカチを噛み締めておりました。そんなとき、友人が作ってくれたハヤカワトールサイズ用のブックカバー!が上の写真の、一番上に乗っているもの(下においている一番左と、左から二番目も)です。激カワでしょう。ふふふ。他にも夜長堂のブックカバー(一番右)や、Smithで買ったネクタイ柄のブックカバー(右から二番目)もお気に入りです。この二つは普通の文庫用サイズですが。他にも山ほど持っています・・・見かけるとどうしてもね・・・手が伸びてしまうのですよね・・・。

最近では紙のブックカバーも愛用しています。紙のいいところは、①A3サイズの好きな包装紙を半分に切って使える、②単価が安い、③ハードカバーにも使える、この3点。あ、あともうひとつ、市販の布ブックカバーと違ってヨレないところでしょうか。布はどうしても本との隙間が空いてブヨブヨ(?)してしまいますが、紙だと本のサイズにキッチリ合わせられるので、カバーが浮いたりすることなくピチっとした状態で本が読めます。

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私がよく使っているのは「約300人のブックカバー展」でしこたま購入した「架空の本屋さんが使っている」ブックカバーと、山田文具店のレトロペーパー、paper messageの包装紙です。ほかにも色々、海外のかわいい包装紙を売っているところが結構あるので、紙モノがお好きな方は是非探してみてください。そしてオススメを私にも教えて下さいな。

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紙のブックカバーをかけるとこんな感じ。ハードカバーの場合、元のカバーはとって裸に剥いてからかけています。
本屋で貰うカバーも良いけれど、たまにはポップなブックカバーを楽しむのも一興。どんなに硬くて難しい本でもお気に入りのブックカバーをかけることですこーしだけ、読みやすくなる・・・かも。

その3. 付箋

本好きの方々には必需品かもしれません。付箋。いちいち付箋など面倒くさい!ええい折ってしまえ!というドッグイヤー派の方もいらっしゃるかもしれませんが、印をつけたい部分をピンポイントで指し示すことのできる付箋はやっぱり便利です。

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 私が使っているのはカンミ堂のココフセン。これがめっぽうスグレモノ。貼って剥がせるケース付きで、そのまま本に貼り付けて使うことができます。フィルムなので下の文字が見えるのもポイント高し。
私はしょっちゅう忘れ物をする揮発性の脳を持ち合わせているため、ケース入りのココフセンを忘れたとき用に、筆箱にはカードタイプのココフセンを入れています。写真のものは柄がかわいいタイプだけれど、シックなものもあるので男性でも気兼ねなく使えると思います。

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 ココフセンがあれば「アッ、この文素敵!ブログで引用したい!」とか、「なんてイカした台詞なんだ!あの子を口説くときに使おう!」とか、様々な場面でどこだっけ、と本をめくり途方にくれることもありません。レッツ・エンジョイ・ココフセンライフ。

その4. ノート・メモ帳

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読書記録をノートに書いている方も少なく無いと思います。私もブログを始める前はそうでした。というか、併用しています。今までは見た目とサイズ感からモレスキンのソフトカバー・ノートブックを使っていたのですが、MDノートに出会ってからこれ一辺倒です。
MDノートの良さは各所*2で語られているので多くは語りますまい。ポイントとしては、①180度開く、②目に優しく書きやすい方眼、③シンプルな佇まい、でしょうか。モレスキンは180度開かないところも書いていて辛いところだったので、リングノートが気に入らない(だって書くとき手首でリングを圧迫することになって痛くないですか?)私には嬉しい作りでした。

メモ帳もブログを書くようになってから特に重宝しています。今使っているのは上の写真にも載せていますが、paper messageの馬柄メモ帳。ロディアも使っていたけれど、方眼の線が濃く目が痛くなるのでやめました。(paper messageの紙モノは本当に全部かわいくて買い占めたくなります)ちょうど文庫や新書に挟めるサイズ感が絶妙。表面はツルツルしているのでボールペンで書くのが良いかな。他にもパン柄とか色々あってとにかくオススメ。

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その5. ペン

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ノートがあるならペンもある。私は大学受験時からもっぱらシャープペンよりボールペン派でした。書き心地の良さを求めて三千里、ついに辿り着いたのはパイロットのアクロボール。ジェットストリームほどヌラヌラせず引っかかりがあって書きやすいです。ゼブラのSURARIも、ちょっとダマになるのが玉に瑕ですが細い字が書けるので重宝しています。シャープペン(鉛筆)は大人の鉛筆とHIGHTIDEのコラボ品を愛用。芯は太いですが滑らかで書きやすいです。

その6. 水筒

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エッ水筒!?水筒ナンデ?と忍殺語が出そうですが、水筒を生活に導入してからQOL爆上がりしたので満を持しての紹介と相成りました。特に冬はあったかい飲み物を飲みながら読書したいですよね。でもマグカップだとすぐに冷めてしまう・・・ということで水筒。サーモスの0.48Lを使っています。これすごいです。全然冷めない。最後の方、ぬるくはなるけれどゆうに8時間以上持ちます。どんなに分厚い本を読んでいても常にあたたかい飲み物が手元にあるっていうのはありがたいことです。そして何より!外でも飲める!最高です。あたたかい飲み物を求めて喫茶店を探しまくる必要もありません。もう少し気温が高くなったら水筒と本を持ってピクニックに行きたいですね。アウトローなあなたにはウイスキーやウォッカ、ホットワインなんかは如何でしょうか。何飲んでてもばれないし。

その7.猫

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膝に乗せるもよし、布団や枕を取られるもよし、せっかく買ったあったかい部屋着を気に入って手放さなくなり献上するはめになるもよし。本を読む傍らでスヤスヤされていると落ち着いてこちらも本が読めるというものです。本と猫の親和性の高さは自明ですね。なにより、夏への扉ごっこがいつでもできるのです!ドアをカリカリされるたび、イライラしないで「しょうがねえなァピート、また夏への扉を探しているのかい」と言ってみましょう。
そう、猫はいつだって正しいものなのです。

※番外編① 電子辞書

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まだ続くのかよ!とお思いの皆様。私もそう思っています。でももう少しだけ。
スマホタブレットに辞書アプリを入れて使っている方やGoogle先生だけで済ませている方も多いのでしょうが、私はあえて電子辞書を推します。なぜか。「調べた感」と「ソースがはっきりしていて信頼できる」 という2点があるからです。複数の辞書をクロスオーバーさせて検索できるのもメリット。読めない漢字を手書きで検索できるのも助かります。私はイキがって5万するハイクラスの電子辞書を3年前くらいに買いましたが、持っているだけで安心感もあります。本を忘れてネット環境がない場合でも、世界の文学選集みたいのが入っているので活字に飢えて右往左往することがありません。

※番外編② タブレット

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巻数の多いラノベや漫画はもっぱらタブレットで読んでいます。読書のためだけに購入したのですが、携帯性と画面の大きさを考えたときに、このサイズが一番良かった。(Kindleは動作がもたつくのが嫌で選択肢から外しました)使っているのはXperiaのZ ultraです。6.4インチは手帳よりも一回り小さくて、手の小さい私でも片手で持てるため電車でも読めます。バッテリーの持ちがあんまり良くないのが難点ですが、頼れる相棒です。

 

以上、私の使っている読書のための7つ道具(+番外編)でした。長くなってすみません。
もしかしたら、ここに紹介したモノたちは、読書には全く不必要なモノなのかもしれません。無くてもたぶん、あまり困りません。そもそも読書なんてきっとある種の方々にとっては全く不必要で、無くても人生に何も影響しないのです。
それでも。どんなに無意味だなんて言われても、本がないと途方に暮れてしまう愛すべき不器用な方々へ、そしてそうなりかけている方々へ、このエントリが届いて、もっと読書を楽しんでもらえたらなと思っています。

*1:キリキリソテーにうってつけの日」でふくろうさん(id:owl_man)がガイブン沼への甘美なお誘いを書かれていますので是非ご一読ください。と言っても1000ブクマ以上行っているので読まれている方が多いのかな。

*2:ココとか、ココとか。