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20150817

休日。二日酔いのせいでほとんどを寝て過ごしてしまい、更には休日にも関わらず19時から社の会議があり1時間だけ出社し皆様のありがたいお話を拝聴しパワポのスライドを操作するという最重要任務がありF5と十字キーを押す大変技術力を要する仕事を行った。非常に集中力を要する仕事だったため1時間で疲労困憊しほうほうの体で帰路についたわけだが本日はメンタルがヘルスヘルスしており終始涙目、今すぐ隕石に脳天をかち割られ即死しないとこのヘルスヘルスはどうにもならないと思い祈り続けるも隕石が落ちてくる気配は全くなかったので代替策としてタイ料理をしこたま食べた。店員の愛想は悪かったがニューハーフであろうと思しきおねえちゃんが優しくしてくれたので許した。飯の味は覚えていない。

 パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫』を読み始めたのだが、しょっぱなからハートを撃ちぬかれて頭髪が全部抜け落ちた。何だこの小説は。「私」が旅をするパート、雑誌編集部でわちゃわちゃするパート、「三人の農夫」が舞踏会へ向かうパート(向かっているっぽいのは最初だけでそれ以降は移住の話)の3つが交互に語られるんだが、これが今後収束していくのかいかないのか突然異世界にぶっ飛ばされるのかわからないけれどなんだかもう本当にすごい、何がすごいかわからないから更にすごい。

写真に付されたキャプションが、ひとつの記憶を呼び起こした。舞踏会へ向かう三人の農夫、一九一四年。年を見るだけで、三人が舞踏会に予定どおり向かってはいないことは明らかだった。私もまた、舞踏会に予定どおり向かってはいなかった。我々はみな、目隠しをされ、この歪みきった世紀のどこかにある戦場に連れていかれて、うんざりするまで踊らされるのだ。ぶっ倒れるまで、踊らされるのだ。

ヒーッ カッケェーッ たまんねーッ

五つの鐘が鳴ったとき、求めている情景の代わりにメイズの記憶の底から自発的に浮かび上がってきたのは、子供のころ教会で習った賛美歌のメロディであった。「われらみな神に感謝す」。それがかつてドイツの国歌であって、一九一四年八月一日、軍隊出動の日にベルリンの群衆によって自発的に歌われたものであることをメイズは知らなかった。あるいはまた、それがクラリネットではどのように聞こえるのか、彼には想像もつかなかった。メイズにとってそのメロディは単に、誰にも感謝されぬ日がまた一日終わったことを感謝する手だてにすぎなかったのである。

 こんな文章書ける人間がまだ生きていて作品を作り続けてくれていることに激・圧倒的感謝!!イリノイに向かってキヲツケ、敬礼!!状態である。しかしクソ長いクソ情報量の多い作品を書く人はなぜ物理学を修めがちなのか。マット・デイモンはなぜ宇宙にひとり取り残されがちなのか。世界の真理にもう少しで手が届きそうだけれど近いうち「例の」秘密機関に消されると思う。統合は失調していません。

しかし今日はメンタルがヘルスヘルスしていたためパワーズを読むことは出来なかったので、あぽかりぷす☆なうなうこと『鋼鉄の黙示録』をパラっとして主人公が恋人に振られてアラアラ、のあたりで本を閉じてやめた。やめたけれど何か読みたかったので図書館で借りてきた岸本佐知子編の『変愛小説集2』を読み始める。お船の事故で海に投げ出され漂流の末たどり着いた先は美しい島でそこに暮らすはイケメン揃いの未開部族、ひとり舞い込んだお姫様状態の女の子がアレコレするお話から。サイコーじゃねえか・・・タイトル「彼氏島」で更にサイコーかよ。SFかな?まだ最初だからわからないけどSFっぽいな。

本を読んでいる時とこうやって駄文を連ねているときだけ精神がまともでいられる。