20150824

休日2日目。オペラシティの鈴木理策展に行きたかったけれど月曜休み、病院と買い物へ。で、例によって例のごとく新宿紀伊國屋書店、新宿でそこそこまともな本屋はここしかない、ジュンク堂を失って久しいがそれ以降まともな本屋が出来ない、我々はどこで本を買えばいいのか、新宿を愛し新宿を憎み新宿と共に生きる民は何も信じない。私は新宿ジュンク堂が潰れてあんなクソ下品なビックロとかいう店になった恨みつらみをいつまでもいつまでもグジグジ言うからな!!

主語が大きくなったところで買ったのは(お給金が入ったので書籍購入が許されるのである、労働の対価である)ロベルト・ボラーニョ『アメリカ大陸のナチ文学』、クリストファー・プリースト『双生児』。ナチ文は出版当初から欲しくて堪らなかったのだが周りの読書人たちが読んで色々言うのを待っていた、集合知よ我に(購入に踏み切る)力を!!である。(?)で、そこそこ評判も良かったので購入に至ったわけだが、ボラーニョはボラこれが始まる前のエクス・リブリス版の『通話』しか持っていないうえに2666も読んでいないというアレ。今年の目標はボラーニョとレムをとりあえず1冊は読むことです。今年はまだ始まったばかり、まだ8ヶ月しか経ってない。がんばるぞ。『双生児』はなんで上下巻に分けたんだろ。

夜はたまたま会った友人と初台Fuzkueへ。パワーズを一所懸命読んでいたがどうにも入って行けず、『鋼鉄の黙示録』ことあぽかりぷす☆なうなうを読了。うーん、前半戦は結構良くてなんだラノベかと思ってたら結構骨太に異世界バトルSFやってんじゃねえのと感心してたのだが後半でだれてきて食傷気味になってしまった。そもそも私、異世界・異能者バトルそんなに好きじゃないの忘れてた。(『完璧な夏の日』も異世界・異能者バトルだけどそれは表面的なジャンルなだけであれはクソエモ叙情BLだから違うんだ)結局なんだかよくわからないまま曖昧になった伏線も多々あったし消化不良、いいのかあれで。とっちらかった印象しか残さないラストであったが、でもまあ面白かった・・・かな・・・。映画化大丈夫か・・・?

あぽかりぷす☆なうなうを読み終えたことでようやっと次に進める!ということで待ちに待った期待のSF、もう夏も終わるけど夏SF、ジョン・ヴァーリィ『逆行の夏』読み始め。一番はじめの表題作から「くーッ、そうそうこれ、こういうのが読みたかった!待ってた!!」と乾いた土がぐんぐん水を吸い込むみたいにSF成分を補給できている、満足度めちゃくちゃ高い短篇集だよこれ、なんたって情景が美しい。鈍く光る水銀の池でツルツル滑りながら泳ぐ光景なんて美しくて涙でるでしょ、これこそいま、私が求めてたSFですありがとうございます、そんでもって本当に円城塔は煽り文がうまいよね。 (この帯の煽り文はだいすき)

 

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